2017プログラミング講座9:Processingとフォント

Processingでは各種フォントを読み込んで扱うことができます。

フォントを使う
TrueTypeフォントをdataフォルダに格納して使用する方法を学びましょう。はじめにProcessingの新規スケッチ(sketch_)を開きます。「Tools」メニューより「Create Font…」を選択すると、下のようなウィンドウが開きます。

Create Font ウィンドウの中のフォント一覧から使用したいフォントを選択し、Sizeを選び(48ポイントより大きい場合に設定すると良い)、プレビューで確認したら「OK」ボタンを押します。「Sketch」メニューの「Show Sketch Folder」を実行し、dataフォルダの中に作成したフォントデータが格納されているか確認しておきましょう。以下のプログラムでは Helvetica-Bold-48.vlw という名称のフォントを使用します。

それではProcessingでフォントを表示するプログラムを記述してみましょう。

PFont font;

void setup(){
  size(800,400);
  font = loadFont("Helvetica-Bold-48.vlw");
}

void draw(){
  background(0);
  textFont(font,32);
  text("Good!",20,200);
}

まず、PFont変数を作成します。この例では font という変数名にしました。loadFont()を使用して、変数 font に作成したフォント Helvetica-Bold-48.vlw を格納します。textFont()を使用してフォントの表示サイズを決めます。text() を使用して表示するテキスト(文書)と座標を指示します。それでは、フォントを使った別のプログラムを記述してみましょう。

float x1,x2,x3,x4,x5;
float y1,y2,y3,y4,y5;
float easing1 = 0.1;
float easing2 = 0.2;
float easing3 = 0.3;
float easing4 = 0.4;
float easing5 = 0.5;

PFont font;

void setup(){
size(800,400);
font = loadFont("HelveticaNeue-Bold-48.vlw");
}

void draw(){
background(0);
float targetX = mouseX;
float targetY = mouseY;
x1 += (targetX - x1)*easing1;
x2 += (targetX - x2)*easing2;
x3 += (targetX - x3)*easing3;
x4 += (targetX - x4)*easing4;
x5 += (targetX - x5)*easing5;
y1 += (targetY - y1)*easing1;
y2 += (targetY - y2)*easing2;
y3 += (targetY - y3)*easing3;
y4 += (targetY - y4)*easing4;
y5 += (targetY - y5)*easing5;
textFont(font,32);
text("G",x1,y1);
text("o",x2+40,y2);
text("o",x3+80,y3);
text("d",x4+120,y4);
text("!",x5+160,y5);
}

課題3:画像とフォントを組み合わせたプログラムを作成してください。これまでに学んだ内容を自由に組み合わせて作成してください。

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